ワークフロー
昨今のグラフィックツールの殆どはFBX形式を出力でき、assimpもFBXを読めるので、理屈上は、自作のアプリにassimpを組み込めばよいことになる。
しかし、自作アプリにassimpを組み込んだ場合、下記の制約がある。
- 巨大なassimp本体を添付するため、配布サイズが増大する。
- FBXなど汎用的なフォーマットで配布すると転用、改造される恐れがあるので望ましくない。
- 自作ソフト配布の際にassimpのライセンスに従う必要がある。
これらの問題はあまり望ましくないため、下記のワークフローを採用する。
- 3Dグラフィックツールでモデルを作成、FBXにエクスポート。
- Assimpを使ってFBXを解読し、中間形式に変換。
- 中間形式をゲームエンジン側で読み込み、メッシュデータを構築、画面表示。
本記事では中間形式に変換するツール、および、中間形式を読み込んで表示するツールを作成した。