モデルの作成
Lightwave上でのモデル作成とFBXエクスポート
Lightwave 2018にはFBX Exporterが標準装備されており、プラグイン等を特に追加せずともFBXを出力することができる。
しかし、FBX Exporterには下記の制約事項があり、これを理解した上で使う必要がある。
- UV以外の方法で貼り付けたテクスチャは全て無視される。
エクスポート前に手動でUVマップを作成する必要がある。 - UVマップの頂点番号に-1が出力されることがあり、この場合assimp側に後述の修正を加えないと正しく読めない。
FBXの仕様上、全てのUVマップがメッシュに属する全ての頂点を対象に設定される。このため、該当UV無しを意味する-1を許容しない場合、全ての頂点にUVマップの数だけUV座標が発生してしまい、頂点フォーマットが破綻する。よって、LightWaveの出力仕様自体は正しい。 - 透明度はTransparentColor属性に出力されるが、assimpがこれを無視するため、後述の修正を加える必要がある。
- Modeler側にもFBX Exporterがあるが、機能が大きく制限される。基本的にレイアウト側のFBX Exporterから出力すること。
- Merge UVを指定しない場合、UVマップの数だけUVマップが発生するが、Merge UVのチェックを入れると、複数のUVマップをLightWave側で統合してくれる。読み込み側でUVマップの統合処理をしないのであればMerge UV有効で運用すべき。
本記事で作成したコンバータ(imb.exe)はUVマップの統合処理を実装していない。